マックス・シャーザー&ジェイコブ・デグロム

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カテゴリ:MLB > MLB2016

1
トレバー・バウアー

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_30_clemlb_chnmlb_1&mode=classic

今日はレスターの調子が良く、打線の援護は期待できそうになかった。
なので、バウアーが踏ん張って欲しかったけど、4回にブライアントにソロ本塁打を打たれ、そこから3連打、三振の後にまた安打で3点を失い、負け投手となってしまった…。

4シームの最速は94.9マイル、平均が93.5マイル、空振り率9.4%と悪くなかった。
武器のカーブも空振り率15.8%とまずまずだった。
しかし、4回には甘く入った4シームを立て続けに打たれ、その後はカーブを打たれてしまった。
やはり、故障明けで本来の力が出なかったのかもしれないね。

これ以降、インディアンスのブルペンが踏ん張ったけど、インディアンスが逆転することはできなかった。


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=30&year=2016&game=gid_2016_10_30_clemlb_chnmlb_1%2F&pitchSel=545333&prevGame=gid_2016_10_30_clemlb_chnmlb_1%2F&prevDate=1030&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1210400883/103016-chapmans-eightout-save-lifts-cubs-to-win/?game_pk=487635


s-ジョン・レスター

今日のレスターは、前回と違ってコマンドがまずまずだった。
4シームの最速は94.0マイル、平均92.2マイルと球速はなかったけど、変化球は良かった。
レスターをKOしてインディアンスが勝って欲しかったけど、それができずに残念だった。

カブスとしては、地元ファンの前で敗退しなくて良かっただろうし、インディアンスのファンとしては、地元で決められるから良かったかもしれないね。
まあ、あと1試合か2試合で長かったメジャーリーグも終わりだね。
この舞台にナショナルズが立っていれば最高だったけど、それは来年の楽しみにしておこう。




クローザーではないけど、ミラーが登板するときはぜひこの曲で送り出して欲しいよね!!
絶対にプログレッシブ・フィールドは盛り上がると思うよ!!
映画『メジャーリーグ』のリッキー・ボーンと同じくらいミラーはすごい投手だからね!!
ぜひ、あさってはインディアンスが勝ちますように!!


滝川クリステル275

【クリ様の一言】
今日は本当に残念でしたね…。
しかし、地元で優勝した方がメジャーリーグも盛り上がるでしょう!!
ぜひ、インディアンスには頑張ってもらいたいですね!!

5
s-コーリー・クルーバー

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_29_clemlb_chnmlb_1&mode=classic

これ以上負けてしまうとカブスの世界一はさらに遠のいてしまう。
今日は、絶対に勝ちたいところであったけど、そのカブスの前に2014年サイ・ヤング賞投手のコーリー・クルーバーが立ちはだかった。
最速93.3マイル、平均92.3マイルのシンカーは空振り率7.7%だった。
このシンカーを軸に空振り率20.0%のスライダーが素晴らしかった。
そして何よりもコマンドが絶妙だった。

初回はいいコースに決まっていた球を上手く打ち返されて1点を失ったけど、落ち着いて後続を断った。
終始堂々とした投球でサイ・ヤング賞投手の貫禄を感じさせる投球だった。
中3日だったので、疲れも懸念されていたけど、それを感じさせない見事な投球だったと思う。


アンドリュー・ミラー

しかし、7回からミラーを登板させ、2.0回を投げさせたのは理解できなかった。
すでにスコアは7-1であり、インディアンスの勝利は濃厚な状態だった。
確かにワールドシリーズなので、万全を期すという意図もわからなくもない。

とはいえ、すでにポストシーズンで8試合、15.0回、ワールドシリーズでも2試合、3.1回、きのうも1.1回を投げさせているミラーに2.0回も投げさせる必要があったんだろうか?
明日も試合があるんだし、どんな展開になるかもわからないんだから、点差のある今日は休ませるべきではなかったか?
ましてや、2.0回など論外だと思う。

明日、先発が早々に崩れたら疲れが残るミラーを2.0回くらい使うのかい?
今日も疲れているから本塁打を打たれたんじゃないの?
メジャーリーグ最高レベルのリリーフだからこそ、もう少し考えて起用した方がいいと思うよ。


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=29&year=2016&game=gid_2016_10_29_clemlb_chnmlb_1%2F&pitchSel=446372&prevGame=gid_2016_10_29_clemlb_chnmlb_1%2F&prevDate=1029&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1210149783/102916-kluber-kipnis-help-tribe-take-31-lead/?game_pk=487634


ジョン・ラッキー

カブスは1回裏に1点を先制したけど、その直後の2回表にワールドシリーズで無安打だったサンタナがソロ本塁打で同点とした!!
さらに二死二塁からネイクインを敬遠し、投手のクルーバーとの勝負に出た。
ここでクルーバーは内野安打を放って、2‐1とリードを奪った!!
3回表にはリンドーアのタイムリーで1点を追加して3‐1となった!!

ラッキーは5.0回を5三振、1四球、4安打、1本塁打、自責点2(失点3)だった。
先日書いた通り、ラッキーはレスターやベケットと共にレッドソックスで試合中にゲームをしながら飲酒をしていた。
このため、レッドソックスが独走状態からメジャーリーグ史上に残るような失速を見せ、ポストシーズン進出を逃してしまった。

私は、個人的に飲酒の首謀者は年齢や実績から考えてラッキーだと思っている。
だから、この飲酒事件ためにレッドソックスを去ることになったフランコーナ監督を倒して、ラッキーが世界一になる姿とか絶対に観たくなかった。
今日のラッキーの敗戦投手には心からザマーミロと思ったね!!
明日もレスターをKOして、フランコーナ監督がレスターとラッキーにリベンジするのが見たいよね!!

レスターもラッキーもいい投手かもしれないけど、試合中に飲酒とかメジャーリーグを舐めている選手は大嫌いだ!!
だから、絶対に明日はレスターKOでこのワールドシリーズを終えて欲しいと思う。


ジェイソン・キプニス

6回表には一死一三塁からチゼンホールの犠牲フライで4‐1となった。
そして、7回表には無死一三塁からキプニスの3ランで7‐1となり、勝負ありとなった!!
明日もインディアンスが打ちまくって勝ちますように!!


滝川クリステル274

【クリ様の一言】
今日はクルーバー投手の投球が見事でしたね!!
インディアンスの打線も爆発で、いい形で王手をかけることができましたね!!
68年ぶり3度目の世界一まであと一歩です!!
ぜひ、頑張って下さいね!!

5
アンドリュー・ミラー

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_28_clemlb_chnmlb_1&mode=classic

今日もアンドリュー・ミラーの獅子奮迅の働きでインディアンスが勝った!!
今日は1.1回を3三振、0四球、0安打、自責点0の好投で、インディアンス勝利の立役者となった!!
これで、今季のポストシーズンは、

 8試合 2勝0敗1S 防御率0.00 15.0回 27三振 4四球 7安打 自責点0 WHIP0.73

と驚異的な成績を残している。
ミラーはポストシーズン通算でも

 14試合 2勝0敗1S 防御率0.00 23.1回 37三振 5四球 8安打 自責点0 WHIP0.56

と本当に素晴らしい成績だ。

今日も4シームの最速が96.7マイル、平均95.9マイルで、空振り率は33.3%だった。
伝家の宝刀のスライダーは、空振り率45.5%だった。
今日は17球を投げて、4シームが5球、スライダーが11球だった。
アンタッチャブルなスライダーを中心に4シームを織り交ぜていくという投球スタイルだった。
今日のインディアンスの勝因は、トムリンを早めに見切り、ミラーを投入したことだと思う。


今季のミラーは、4シームの最速が99.69マイル、平均が95.43マイルだった。
4シームの空振り率は、5.22%と案外低く、スライダーは24.82%と非常に高い。
この2球種だけで、

 70試合 10勝1敗12S 防御率1.45 74.1回 123三振 9四球 42安打 自責点12 WHIP0.69

という信じられない成績を残している。


今季のポストシーズンのミラーを見ていると、2009年にヤンキースが世界一になったときのA-Rodや2011年にカージナルスが世界一になったときのアルバート・プホルスを思い出すよね!!
それくらい神がかりなオーラを感じるよ!!

中継ぎ投手がワールドシリーズMVPになったことがあるのかどうか私は知らないんだけど、ぜひそうなって欲しいよね!!
本来ならば、メジャーリーグでも屈指のクローザーになれる力があるミラーが中継ぎをしているんだから、それくらいのご褒美を挙げて欲しいからね!!


この試合は、正直なところ盛り上がりに欠けていて、あまり面白くなかった。
7回、インディアンスが一死一三塁からタイムリーを放って、インディアンスが1‐0で勝った。


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=28&year=2016&game=gid_2016_10_28_clemlb_chnmlb_1%2F&pitchSel=453192&prevGame=gid_2016_10_28_clemlb_chnmlb_1%2F&prevDate=1028&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1209839083/102816-crisp-tribe-bullpen-lead-indians-in-game-3/?game_pk=487633


カイル・ヘンドリクス

今日のヘンドリクスはかなりフラフラな投球だった。
私はあまり審判に文句をいう方ではないけど、今日の球審は高めが非常に辛く、低めが異様に甘かったと思う。
ゾーンが非常に偏っていて、特にカブスに有利な判定が多かったように思われる。
ヘンドリクスは、この球審でなければ、早々にKOされていた可能性が高い。

くどいようだけど、ヘンドリクスの16勝8敗、防御率2.13は明らかな出来過ぎで、BABIP.250、FIP3.20、xFIp3.59という、本来ならば、良くても防御率3点台半ばの投手だと思う。
これは、カブスの投手陣全体にいえることで、ヘンドリクスだけではなくて、レスターもラッキーも来季は大幅に成績を落とす可能性が高いと思う。

今季、仮にカブスがワールドシリーズで負けたとしても、あれだけの戦力がるなら、これから数年間はメジャーリーグはカブスが中心となって世界一が争われるという意見が大半を占めるだろう。
しかし、私個人の意見としては、カブスの投手陣は出来過ぎだと思うので、来季以降は大きく成績を落とす可能性が高いと思っている。
しかし、中地区にライバルとなり得る強力なチームもいないので、地区優勝は続けられると思うけどね。


明日は、憎きラッキーだ!!
早々にKOされますように!!
そして、中3日で頑張るクルーバーが好投しますように!!

それと広島は本当に残念だったね…。
私もヤンキース時代からずっと黒田を応援していたので、広島に勝って欲しかったけど、今季大逆転優勝した日本ハムの方が1枚上手だったね。
また、来年、広島が日本シリーズに出てきて、ぜひ日本一になって欲しいよね!!


滝川クリステル273

【クリ様の一言】
今日はインディアンスが勝って本当に良かったですね!!
それにしても、ミラー投手は本当に素晴らしいですね!!

1
トレバー・バウアー

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_26_chnmlb_clemlb_1&mode=classic

個人的には、もうナショナルズも負けたし、インディアンスにスイープしてもらって早くメジャーリーグが終わって欲しいと思っている。
また、また呪いを破ったとエプスタインやレスター、ラッキーが大喜びする姿だけは見たくない。

オフは週2回くらい「MLB好投手列伝」を書いて、次に旅行やJリーグのスタジアムのことを書き、余った時間でひたすらAVレビューを書こうと思っている。
3月にはオープン戦が始まってまた忙しくなるので、11月から来年2月までの間に40本くらいAVレビューを書きたいと思っているんだよ。


さて、今日の試合を振り返ろうか。
先発のバウアーは、4シームの最速が94.6マイル、平均が92.9マイルだった。
今季の最速97.85マイル、平均94.68マイルから比べるとかなり球速が落ちていた。

これに加えて、今日は変化球のコマンドが良くなかった。
特にカーブは明らかなボール球が多かった。
今季はカーブの割合が19.64%であり、変化球の軸になるべきカーブが良くなかったことで、球速の落ちている4シームを狙われることが多かった。

結局、バウアーは、3.2回を2三振、2四球、6安打、自責点2で降板した。
炎上してもおかしくない内容だった。


ザック・マカリスター

ザック・マカリスターって聞いたことがあるなと思ったら、やっぱりヒューズやチェンバレンと同じ世代でヤンキースのファームにいた投手だった。
マイナーとのときにオースティン・カーンズとトレードでインディアンスに移籍したらしい。
マカリスターのことは覚えているけど、オースティン・カーンズって全然覚えてないなぁ。

しかし、2008~2009年にはヤンキースのファームも充実しているといわれていたけど、それなりに良かったのはヒューズ、ケネディ、ロバートソン、メランソン、ガードナーくらいだった。
しかも、他球団に移籍してからブレイクする選手も多かったね。

そして、そのマカリスターが0.2回で2三振、1四球、1安打、自責点2で、5回表で0-5となり、勝負は決まったしまった。
今日のインディアンスの投手陣は8四球と制球が悪かったのが敗因だろう。


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=26&year=2016&game=gid_2016_10_26_chnmlb_clemlb_1%2F&pitchSel=545333&prevGame=gid_2016_10_26_chnmlb_clemlb_1%2F&prevDate=1026&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1209491083/cachorros-empatan-la-serie/?game_pk=487632


ジェイク・アリエタ

打線もアリエタの荒れ球の前に狙い球を絞れず、サッパリだった。
アリエタは4シームのストライク率が51.0%と非常に悪く、シンカーも58.3%、スライダーも61.9%、カーブも60.0%と全体的に悪かった。
5.2回で3四球もあったんだから、攻め方を工夫すれば攻略の糸口はあったと思うけどね。

終わってみれば、打線はわずか4安打だった。
明日は移動日なので、気分を入れ替えて、また頑張って欲しいと思う。
次の試合は打線が頑張りますように!!


滝川クリステル272

【クリ様の一言】
今日のカブスが特に良かった訳でもありませんが、インディアンスの悪い面ばかりが目立ちましたね…。
次の試合ではインディアンスの打線の奮起を期待しましょう!!

5
s-コーリー・クルーバー

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_25_chnmlb_clemlb_1&mode=classic

23日にNLCSが終わって、中2日で始まったこの試合。
しかし、この間にサッカーを2試合観たり、『君の名は。』を観に行ったりしていたので、すっかり気分はオフになっていた(笑)
なので、今日、ワールドシリーズがあるという実感がなかった。
まあ、ナショナルズが勝っていたら盛り上がっていたんだろうけどね。




ワールドシリーズが終わって、時間ができたら詳しく書くけど、『君の名は。』は本当に面白かったよ!!
アニメっぽいかわいらしいキャラと実写っぽい背景のコントラスト、東京の街並みの風景と飛騨の田舎の自然にあふれた風景のコントラストが素晴らしかったと思う。
男女が入れ替わる作品は今までも観たことがあったけど、そこに時差が存在したというアイデアは斬新だったね。

話がシンプルで深みがないという意見もあるみたいだけど、私はストーリーというのはできる限りシンプルな方が感情移入しやすくていいと思っているので、これで充分だと思うけどね。
シンプルなストーリーに加えて映像の美しさと音楽で魅せるというのはタイタニックとかでも使われているオーソドックスな手法だ。
私はこういう手法が結構好きなので、すんなりと受け入れることができたし、かなりいい作品だったと思うよ。
本職じゃない声優を使っていたので、懸念していたけど、すごく上手く演じられていて、違和感もなかったしね。

この映画は本当にオススメなので、みんなもぜひ観てね!!


s-ジョン・レスター

さて、本題に入ろうか。
インディアンスが勝てば68年ぶり3度目の世界一、カブスが勝てば108年ぶり3度目の世界一というメジャーリーグ史上まれに見る対決となった。

2004年レッドソックスは「バンビーノの呪い」を解いた。
そのときのGMがセオ・エプスタインであり、監督がテリー・フランコーナだった。
エプスタインは2011年にレッドソックスのGMを退任し、今度は「ヤギの呪い」を解くべくカブスの球団副社長に就任した。
そして、フランコーナも同年8月まではプレーオフ進出が確実な状況だったが、9月以降は歴史的な大失速でプレーオフ進出を逃した。
この責任を取る形でフランコーナもエプスタインと共にレッドソックスを去った。

レッドソックスがプレーオフ進出を逃したのは、ジョン・レスター、ジョシュ・ベケット、ジョン・ラッキーが試合中にダッグアウトでフライドチキンを食べながら飲酒し、テレビゲームに興じていたことでチームの士気が緩んだからだといわれている。
フランコーナの放任主義は、管理の甘さだと批判されたのだ。

飲酒をしていたジョン・レスターとジョン・ラッキーがエプスタインの元で、「ヤギの呪い」を解くべく集まったのに対して、彼らが原因で辞任を余儀なくされたフランコーナがそれに立ちはだかるなんて、良くできたストーリーだと思わないかい?


私は、ジョン・レスターの大ファンだった。
レッドソックス入団後にガンにかかったけど、病気に屈せず一流の投手になったレスターはメジャーリーガーの鏡だと思っていた。
私はレッドソックスが嫌いだけど、レスターとオルティスだけは応援していたのだ。
しかし、あの飲酒事件でレスターには心から失望した。
私はレスター、ラッキー、ベケットが大嫌いになったのだ。

フランコーナに責任を押し付けて、当のレスターとラッキーは抜け抜けとカブスに移籍し、「ヤギの呪い」を解こうとしている。
フランコーナからすれば、こんなに腹立たしいことはないだろう。

私は、マーク・プライア-やケリー・ウッドがいた頃はカブスに好意的だったけど、今のカブスはレッドソックスの嫌な部分を濃縮してカブスに移し替えたようなものだと思っている。
なので、ぜひ、フランコーナに頑張ってもらいたいと思っているのだ。


フランシスコ・リンドーア

因縁の試合が始まった。
初回、インディアンスのクルーバーは素晴らしい立ち上がりを見せたのに対して、レスターは二死を取ってから乱れた。
リンドーアに安打を許し、そこから盗塁を決められた。
レスターはクイックモーションが致命的に下手なので、そこを突かれてしまった。

レスターはここで制球を乱し、連続四球を出してしまう。
二死満塁でラミレスに内野安打を打たれ、先制点を許し、そこから死球で押し出しとなり、インディアンズが2点を先制した。
さらに4回にはペレスのソロ本塁打で1点を追加した。


レスターは5.2回を7三振、3四球、6安打、1本塁打、自責点3で降板した。
NLCSでは素晴らしいコマンドで好投していたけど、今回はそのコマンドが悪かった。
4シームも最速94.3マイル、平均92.5マイルとNLCSのときほどの球速もなかった。
さらにシンカーのストライク率が50.0%、カーブが45.5%とこの2球種でストライクが取れないことが投球を苦しくしていた。
フランコーナは心の中でしてやったりと思っているだろうね。

一方、クルーバーは投球の軸であるシンカーの最速は93.8マイル、平均が92.6マイルと球速はなかったけど、ストライク率が80.0%と安定していた。
シンカーの空振り率は6.7%、スライダーが17.6%、カーブが18.5%と突出して高い訳でもないのに、6.0回で9三振を奪えたのは、コマンドが良くて6個の見逃し三振を奪ったからだった。
エースらしい落ち着いた投球だったと思う


ロバート・ペレス

8回には二死一二塁からペレスの3ランが出てトドメを刺した!!
今日のペレスは4打数2安打2本塁打4打点の爆発ぶりだった!!
今季、.183、3本、17打点の伏兵がワールドシリーズで見事に主役になった試合だった!!
きのう、おとといとすっかりメジャーリーグが終わったような気になっていたけど、見ごたえのある面白い試合だたったね!!


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=25&year=2016&game=gid_2016_10_25_chnmlb_clemlb_1%2F&pitchSel=446372&prevGame=gid_2016_10_25_chnmlb_clemlb_1%2F&prevDate=1025&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1209216783/indios-blanquean-a-cachorros/?game_pk=487631


滝川クリステル271

【クリ様の一言】
私もすっかりメジャーリーグが終わったような気になっていましたけど、レスターを攻略しての勝利でフランコーナ監督も会心の勝利だったでしょうね!!
ぜひ、明日もインディアンスが頑張って欲しいですね!!

5
MLB20161023-02

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_22_lanmlb_chnmlb_1&mode=classic

カブスが108年もかかってついにヤギの呪いを解いた。
圧倒的な戦力でメジャーリーグ最高の投手であるカーショウを撃破し、ついにワールドシリーズに進んだのだ!!

私が大ファンだったマーク・プライア-がマウンドに立ち、スティーブ・バートマンがファウルボールを捕球してしまい、そこからプライア-が捕まって逆転負けを喫してしまった。
そして、あとアウト5つと迫っていたワールドシリーズ進出も泡と消えてしまった…。
もう、あれから13年も経ったのか…。
そう考えるとカブスのナショナル・リーグ優勝は感慨深いよね。


クレイトン・カーショウ

NLCS第2戦で7.0回を6三振、1四球、2安打、自責点0と素晴らしい投球をしたけど、肝心なところでまたしてもカーショウは敗れ去った…。
4シームは最速97.3マイル、平均94.7マイルと今季の平均93.8マイルを大きく上回っていたけど、空振り率は8.2%と今季平均の9.82%を下回った。
スライダーに関しても19.2%で今季平均25.19%を下回り、カーブに至っては0.0%と今季平均15.99%とは比較にならなかった。

カーブは15球投げて14球がボールという使えない状態だったので、打者も的を絞りやすかった。
スライダーも高めに浮き、カブスの打者に打たれてしまった。

確かに1回裏に不運な外野のエラーがあったけど、その前にすでに安打を2本打たれていたからね。
そして、2点目はこのエラーで仕方がなかったとしても、3点目以降の失点は防ぐべきだったよね。
やっぱり、レギュラーシーズンであれだけ圧倒的な成績を残している分、ポストシーズンでちょっとでも打たれてしまうとコントラストで目立ってしまうのだ。
だから、必要以上にマスコミもポストシーズンに弱いと書き立ててしまうし、カーショウ本人も意識過剰になってしまうんだろうね。

本当に見ててかわいそうだったね。
それにドジャースもナショナルズに勝ったとはいえ、ポストシーズンが苦手なんだろうなぁ。
ナショナルズは、そんなドジャースにも勝てなかったと思うと、かなりブルーになったよね…。


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=22&year=2016&game=gid_2016_10_22_lanmlb_chnmlb_1%2F&pitchSel=477132&prevGame=gid_2016_10_22_lanmlb_chnmlb_1%2F&prevDate=1022&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1208586783/nlcs-gm6-arrieta-on-schwarbers-chances-of-returning/?game_pk=487629


カイル・ヘンドリクス

これに対して、カブスのヘンドリクスは4シームの最速は91.9マイル、平均は91.1マイルだったけど、丁寧なコーナーワークでドジャースの打線を封じた。
チェンジアップは26球投げて、空振り率は15.4%、カッターは33球投げて、12.1%だった。
かなり低めのコーナーギリギリに決まっていたので、不振のドジャース打線では打てないのも仕方がなかったと思う。


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=22&year=2016&game=gid_2016_10_22_lanmlb_chnmlb_1%2F&pitchSel=543294&prevGame=gid_2016_10_22_lanmlb_chnmlb_1%2F&prevDate=1022&league=mlb


クリス・ブライアント

カブスの打線は、初回、無死二塁からブライアントのタイムリーで1点を先制した。
エラーの後にゾブリストの犠牲フライで、この回2点を挙げた。

2回はファウラーのタイムリー、4回はコントレラスのソロ本塁打、5回はリゾーのソロ本塁打でカーショウから5点を奪ってKOした。
上でも書いたけど、2回以降の失点を防いでいれば、ヘンドリクスにもプレッシャーがかかり、ドジャースの打線ももっと気が楽に打席に立てたはずなので、もっと違った結果になったと思うけどね。


これで、ワールドシリーズはカブスが勝てば108年ぶり、インディアンスが勝てば68年ぶりとなる稀有なワールドシリーズとなった。
しかも、カブスが勝てば映画『バックトゥーザフューチャー』の再現、インディアンスが勝てば映画『メジャーリーグ』の再現になる。
なかなか面白いワールドシリーズになるよね!!
私はインディアンスを応援するよ!!


滝川クリステル270

【クリ様の一言】
私はカーショウ投手が打たれてカブスが勝つような気がしていましたけど、案の定でしたね。
映画対決は、私もインディアンスを応援しますよ!!

s-ジョン・レスター

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_20_chnmlb_lanmlb_1&mode=classic

きのうに引き続き、カブスが圧勝で王手をかけた。
レスターは、7.0回を6三振、1四球、5安打、自責点1の好投だった。

レスターは、最速95.0マイル、平均92.8マイルの4シーム主体の投球で、その4シームが実にいいコースに決まっていた。
あの球速であのコースに投げられると打者は打てないだろうね。
一昔前のクリフ・リーのようなコマンドの良さだった。

今日のレスターは108球中66球が4シーム、21球がシンカーと速球系で押しまくった。
カーブは8球だけだったけど、カーブの空振り率は37.5%と非常に高かった。
13球投げたカッターは、空振り率7.7%だった。


アロルディス・チャップマン

8回表に8‐1となり、カブスが楽勝かと思ったけど、ストロップとチャップマンがここから打たれた。
ストロップは、レギュラーシーズンで2勝2敗、防御率2.85で47.1回で60三振を奪っていた。
しかし、ポストシーズンではコマンドの悪さが目立ち、甘いコースを痛打されることが多い。
こんな感じだとこの先も不安だね。

さらに深刻なのがチャップマンだ。
レギュラーシーズンで4勝1敗、防御率1.55で58.0回で90三振と今やメジャーリーグ最高のクローザーとして君臨している。
しかし、ポストシーズンは1勝0敗、防御率4.26、6.1回を9三振、3四球、6安打、自責点3と打ち込まれている。

トレバー・ホフマンみたいに素晴らしいクローザーなのにポストシーズンでは力を発揮できないタイプはいるよね。
チャップマンもその傾向にあるような気がするね。

それと、チャップマンは今季FAだけど、私は大型契約を結ばない方がいいと思う。
先発ではないので、7年契約とかはないと思うけど、速球派のクローザーは寿命が短く、全盛期はすごくても数年後には目も当てられないような劣化をする場合が多いからね。
私はチャップマンはそういうタイプじゃないかと思っているんだよね。


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=20&year=2016&game=gid_2016_10_20_chnmlb_lanmlb_1%2F&pitchSel=452657&prevGame=gid_2016_10_20_chnmlb_lanmlb_1%2F&prevDate=1020&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1208359983/cachorros-ganan-el-juego-5/?game_pk=487628


アディソン・ラッセル

打線は、初回にリゾーの二塁打でカブスが先制した。
4回に同点に追いつかれたけど、6回に一死二塁からラッセルの2ランでカブスが勝ち越した!!
5回には自らミスを犯したバイエズを攻め立て、ファウラーのタイムリーなどで一挙に5点を奪った!!
今やカブスの打線はメジャーリーグ最強かもしれないね。
無死一二塁からキッチリ送りバントをしてくるところとか、やっぱりマドン監督は抜け目がないしね。


これでカブスは王手だ。
次はカーショウが先発なので、注目の一戦だね!!
この試合で勝てば、いよいよポストシーズンに弱いというレッテルを覆せるだろうね。
本当に楽しみだね!!


滝川クリステル269

【クリ様の一言】
今日もカブスが圧勝でしたね!!
私もメジャーリーグが盛り上がるようにインディアンス-カブスのワールドシリーズが観たいですね!!

    アンドリュー・ミラー

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_19_clemlb_tormlb_1&mode=classic

ナショナルズが敗退して、ポッカリと心に穴が開いていたところに、星美りかちゃんの引退を知った。
星美りかちゃんは、佐倉絆ちゃん、友田彩也香ちゃんと一緒にミリオンというメーカーの専属のAV女優をやっている。
その3人で「ミリオンガールズZ」というユニットを組んで、CDも出しているのだ。
私は、AV女優のサイン会に行くのが趣味だけど、その中でもこの3人だけは別格だった。
たくさん女優さんたちに会ったけど、私の顔と名前を覚えてくれたのはこの3人だけだからだ。


s-20160515-28

だから、私はずっとこのミリオンガールズZを応援して行こうと思っていたのに、月曜日に友田彩也香ちゃんがミリオンを卒業することが発表された。
これだけでも計り知れないショックだったのに、きのうの夜は星美りかちゃんが引退が発表されたのだ。
移籍ならまだ他のメーカーで会えるからまだいいけど、引退はもう2度と会えなくなるからね。
ファン1人1人の顔と名前を覚えてくれた素敵なミリオンガールズZはバラバラになってしまうのだ。






佐倉絆ちゃんも今はAV OPENというAVの祭典に女優賞と作品賞でノミネートされているから去就を発表できないらしい。
しかし、ミリオンに残るなら発表できないはずはないので、恐らくきずぽんもミリオン卒業か引退だろう。
この虚無感から、今日は帰宅してから飲んでしまいメジャーリーグが観れなかった。
今日は、Gamedayとダイジェストだけ見てレビューを書くけど許してね。


インディアンスは、初回、二死一塁からナポリの二塁打で先制した。
3回にはサンタナのソロ本塁打、4回にはクリスプのソロ本塁打で3点を挙げた。
先発のメリットは、メジャーリーグ昇格後1回しか先発してなかったけど、4.1回を3三振、0四球、2安打、自責点0に抑えた。
これからは継投に入ったけど、ミラーが2.2回を自責点0に抑えたのが大きかったよね!!

インディアンスはこれでアメリカン・リーグ優勝を果たした!!
ぜひ、ワールドシリーズ制覇に向けて頑張って欲しいよね!!


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=19&year=2016&game=gid_2016_10_19_clemlb_tormlb_1%2F&pitchSel=607320&prevGame=gid_2016_10_19_clemlb_tormlb_1%2F&prevDate=1019&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1207941083/101916-indios-campeones-de-la-la/?game_pk=487621


ジョン・ラッキー

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_19_chnmlb_lanmlb_1&mode=classic

カブスは4回にウリアスを捉え、3.2回を4三振、2四球、4安打、1本塁打、自責点4でKOした。
ウリアスも正直なところ期待していたほどいい投手ではないような気がするね。
まあ、もちろん、ジオリートよりもずっといいんだけどさ。

カブスはさらにバイエズとストリッピングを攻めて、10ー2とドジャースを圧倒した。
湿っぽかったカブスの打線が本領を発揮した感じだね。

明日はレスターと前田が先発だ。
私は、2009年のヤンキースがやったようにカーショウを中3日で回し続けるのかと思ったけど、違ったみたいだ。
私は第2戦で先発したカーショウが第5戦に中3日で来ると思っていたんだよ。
その上で第7戦にリリーフするんだと思っていたんだよ。
まあ、あれだけ大型契約しているんだし、故障明けなので、そこまで無理はさせなかったみたいだね。

しかし、本当にワールドシリーズに出たいなら、先発の層が薄いドジャースはそうする必要があったんじゃないかと思うよ。
そもそもメジャーリーグで1番年俸総額が高いのにこの先発の層の薄さはアンバランス過ぎるんじゃないかな。
まあ、そのチームにナショナルズは負けてしまったので、大きな声ではいえないけどさ。


明日はちゃんと試合を観よう。


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=19&year=2016&game=gid_2016_10_19_chnmlb_lanmlb_1%2F&pitchSel=407793&prevGame=gid_2016_10_19_chnmlb_lanmlb_1%2F&prevDate=1019&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1208098883/101916-cachorros-igualan-la-scln/?game_pk=487627



滝川クリステル268

【クリ様の一言】
インディアンスはアメリカン・リーグ優勝を果たして本当に良かったですね!!
カブスが世界一になってもドジャースが世界一になっても心中複雑なので、ぜひインディアンスが勝って欲しいですね!!

アーロン・サンチェス3

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_18_clemlb_tormlb_1&mode=classic

ブルージェイズは打線に元気がなく、今日のインディアンスの先発もコーリー・クルーバーとあっては、スイープされる可能性が高いのではないかと思っていた。
そんな流れを変えたのがアーロン・サンチェスだった。
サンチェスは、6.0回を5三振、2四球、2安打自責点1に抑えて、インディアンスに一矢報いたのだ。

今日のサンチェスは最速97.2マイル、平均95.3マイルのシンカーが41球、最速96.6マイル、平均95.1マイルの4シームが22球と95球中63球が速球系の球で押しまくった。
ただ、シンカーの空振り率は2.4%、4シームが4.5%と低かった。
28球投げたカーブの空振り率は17.9%とまずまずだった。

今季のサンチェスはシンカーの最速が99.22マイル、平均が95.50マイルと素晴らしい球速を誇っている。
しかし、シンカーの空振り率はわずか6.97%、4シームも8.71%と高くない。
カーブも14.10%と高いとはいえない。
今後、サイ・ヤング賞を狙える絶対的なエースになるためには、もっと速球系の球の空振り率を向上させ、絶対的な変化球を取得する必要があるだろう。
とはいえ、今日は後がないプレッシャーの中で、こんな好投ができたのは大きな糧になるだろうね。


ブルージェイズ打線は、1回にドナルドソンのソロ本塁打で1点を先制し、4回にカレーラのタイムリーで1点を追加した。
7回は無死満塁からエンカーナシオンのタイムリーで2点を追加し、8回はピラーの犠牲フライでダメ押しした。
インディアンスは、ブルージェイズ投手陣に2安打で1得点に封じられた。

これでインディアンスは3勝1敗となった。
依然としてインディアンス有利の状況に変わりはないけど、これで少し面白くなってきたよね!!


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=18&year=2016&game=gid_2016_10_18_clemlb_tormlb_1%2F&pitchSel=592717&prevGame=gid_2016_10_18_clemlb_tormlb_1%2F&prevDate=1018&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1207573583/resumen-cle-1-tor-5/?game_pk=487620


リッチ・ヒル

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_18_chnmlb_lanmlb_1&mode=classic

カーショウの見事な投球で、一方的なカブスの勝利に終わりそうだったシリーズの流れを引き寄せた感じだ。
リッチ・ヒルが6.0回を6三振、2四球、2安打、自責点0の好投でドジャースの完勝だった。
とはいえ、今日のヒルは、最速92.5マイル、平均90.2マイルの4シームは空振り率が7.5%、カーブの空振り率が6.1%と冴えなかった。
93球中40球が4シーム、49球がカーブなので、全体的に球の切れは良くなかったみたいだ。

ヒルは、今季の4シームの最速は94.34マイル、平均は91.08マイルに過ぎない。
それでいて、110.1回で129三振、奪三振率10.52とマックス・シャーザーに匹敵する奪三振を誇っているのだ。
ところが、個々の球を精査してみると4シームの空振り率が10.07%、カーブが10.71%と主力の2球種については平凡な数値だ。
チェンジアップにしても10.14%、スライダーにしても10.76%と平凡だ。
それでいてこの奪三振率は見逃しのストライクが多いということだろう。
今季に関しては、BIBIPが.275、FIPが2.39、xFIpが3.36とセイバーメトリクス的には格別出来過ぎという訳でもないけど、長年投手を観てきた私の感想だと出来過ぎだと思うね。

球速のない左腕ということであれば、アストロズのダラス・カイクルが代表格だけど、カイクルは2015年に最速94.90マイル、平均90.37マイルというメジャーリーグ平均を大きく下回る球速でありながら、チェンジアップが20.08%、スライダーが19.13%という変化球の空振り率の高さで打者を圧倒し、には20勝8敗、防御率2.48でサイ・ヤング賞を獲得した。
そのカイクルでさえ、今季は9勝12敗、防御率4.55だ。

現代の野球では、ある程度の球速がないと活躍も長続きしないのではないかと私は思っている。
実際に、マダックスみたいに90マイル程度の球速で突出した成績を続けている投手はいなくなったからね。
今日のヒルの投球に関しても、6.0回を2安打というくらい支配的な投球だとは思わなかったけど、カーショウの投球でカブスの打線が調子を崩しているような印象を受けたね。


そして、今日のアリエタはシンカーの最速が95.0マイル、平均が93.9マイルと球速はまずまずで、空振り率12.1%もまずまずだった
スライダーの空振り率は21.4%、カーブは33.3%と変化球の切れは良かった。
しかし、ドジャースの打者はいいコースの球を上手く打ち返してアリエタを攻略していたね。

まあ、ドジャースがリードしてた方がシリーズとしては面白くなるだろうね。
インディアンスとカブスがアッサリと勝ってリーグ・チャンピオンシリーズも終わるのかと思っていたけど、面白くなってきたよね!!


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=18&year=2016&game=gid_2016_10_18_chnmlb_lanmlb_1%2F&pitchSel=448179&prevGame=gid_2016_10_18_chnmlb_lanmlb_1%2F&prevDate=1018&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1207705883/101816-hill-bullpen-shut-out-cubs-in-game-3-win/?game_pk=487626


滝川クリステル267

【クリ様の一言】
今日はサンチェス投手とヒル投手の好投でブルージェイズとドジャースが健闘しましたね!!
ますますメジャーリーグから目が離せませんね!!

5
トレバー・バウアー

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2016_10_17_clemlb_tormlb_1&mode=classic

今日は、ちょっと忙しかったので、中継を観れなかったけど、インディアンスが勝ったみたいだね!!
インディアンスは先発のバウアーが怪我のために0.2回で降板したけど、ブルペンが細かい継投で上手く凌ぎ切ったね!!

それにしても、ブルージェイズの打線はからっきしだね。
やっぱり、フリースインガーぞろいの打線はポストシーズンで打てないね。
レギュラーシーズンでは投手力が弱いところとの対戦でそれなりに打って勝ち星も積み上げられるけど、投手力がいいポストシーズンに出てくるチーム相手にそんな勝ち方はできないのだ。

ナショナルズは、フリースインガーぞろいのおととしは打線もサッパリだったけど、マーフィーやターナーといったアベレージヒッターがそろっていた今年はかなり打ってたからね。
やっぱり、ポストシーズンに強い打線はアベレージヒッターをそろえた打線だと思うよ。
本塁は打つけど三振が多いエスピノーザみたいなタイプの打者はポストシーズンでは打てないんだよ。
ブルージェイズを見ているとおととしのナショナルズを見ているような気がするね。

ブルージェイズがここから巻き返して4連勝できる雰囲気がないので、ALCSはインディアンスの勝利かな。
NLCSはカブスが勝つと思うので、ワールドシリーズがインディアンス-カブスになるとインディアンスが世界一になれば1948年以来、カブスが世界一になれば1908年以来だから、どっちが勝ってもメジャーリーグは盛り上がるだろうね。

そういえば、映画の『メジャーリーグ』ってずいぶん昔だよなと思っていたら、1989年上映だったんだね。
そんなに昔だったのか…。
まあ、カブスが世界一になる『バックトゥーザフューチャー』とそんなに変わらないくらいだからそうだろうけどさ。
どっちの映画が現実になるか楽しみだね!!

しかし、こんなことを書いていたら、空気を読まずにドジャースが世界一になったりするんだよね(笑)
まあ、ドジャースでも1988年以来なので、ロサンゼルスは盛り上がるだろうけどね。
その点では、今年もジャイアンツが世界一になってウンザリしなくて良かったと思うよね(笑)


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=10&day=17&year=2016&game=gid_2016_10_17_clemlb_tormlb_1%2F&pitchSel=545333&prevGame=gid_2016_10_17_clemlb_tormlb_1%2F&prevDate=1017&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/v1207350783/101716-bullpen-logs-8-13-frames-in-indians-win/?game_pk=487619


滝川クリステル266

【クリ様の一言】
これでインディアンスも王手ですね!!
ぜひ、世界一になって欲しいですね!!

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