【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF
【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=8753&position=P
http://www.baseball-reference.com/players/r/roarkta01.shtml
【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=543699
【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x
2008年のMLBドラフト25巡目(全体753位)でレンジャーズから指名され、6月9日に入団した。
2010年7月30日にクリスチャン・グーズマンとのトレードで、ライアン・タトゥスコと共にナショナルズへ移籍した。
2013年8月6日にメジャーリーグ初昇格を果たし、8月7日のブレーブス戦でデビューした。
この年は14試合に登板し、7勝1敗、防御率1.51だった。
2014年は、5番手として先発ローテーションに定着し、15勝10敗、防御率2.85の好成績を残した。
2015年はマックス・シャーザーが加入した事で先発ローテーションが飽和状態となり、先発とリリーフの兼任で調子を崩し、4勝7敗、防御率4.38と大きく調子を落とした。
2016年はフルシーズン先発ローテーションに復帰し、16勝10敗、防御率2.83のキャリアハイの成績を残した。
しかし、2018年は9勝15敗、防御率4.34と大きく調子を落とし、オフにレッズに放出されてしまった。
2019年もシーズン途中でアスレチックスに放出され、2チーム合計で10勝10敗、防御率4.35に終わった。
【平均球速】
2016年は4シームの平均球速が93.18マイル、シンカーが92.83マイルだった。
しかし、2019年は4シームが92.40マイル、シンカーが92.21マイルまで球速が低下した。
チェンジアップの平均球速は84.38マイル、スライダーは86.24マイル、カーブは75.97マイル、カッターは88.16マイルだ。
【最速】
4シームの最速は95.62マイル、シンカーは95.60マイルまで低下した。
もはやメジャーリーグ平均程度の球速でしかない。
チェンジアップの最速は87.21マイル、スライダーは90.04マイル、カーブは81.70マイル、カッターは91.17マイルだ。
【配球】
4シーム 18.38%
シンカー 42.48%
チェンジアップ 10.28%
スライダー 15.14%
カーブ 12.37%
カッター 1.34%
4シーム、シンカーの速球系の割合は60.86%だ。
カッターはほとんど投げないが、変化球の持ち球はチェンジアップ、スライダー、カーブと豊富だ。
4シームは横-3.75インチ、縦9.59インチと横の変化は小さいが、縦の変化は大きい。
シンカーは横-7.61インチ、縦7.69インチと変化は小さめだ。
チェンジアップは横-7.82インチ、縦5.64インチと変化は小さめだ。
スライダーは横1.62インチ、縦2.39インチと横の変化がやや大きく、落差は小さい。
カーブは横7.04インチ、縦-8.03インチと変化が大きい。
【球種】
4シームの空振り率は7.46%で、被打率が.246、シンカーの空振りは率5.41%で、被打率が.275だ。
打たれやすいシンカーを捨てて、速球系は4シームに絞った方が効果的かもしれない。
スライダーが空振り率15.57%、スライダーが14.99%、カーブが13.70%と絶対的な球種はないものの、それなりのクオリティーがある変化球を3つも持っているのは強みだ。
【対左打者・対右打者】
対左打者が.289、右打者が.262と左打者に打たれやすい。
左打者に対して、シンカーの被打率が.279、スライダーが.317、カーブが.260、カッターが.393と打ち込まれた。
【ピンチにおける強さ】
走者なしでは.290、走者ありで.254、得点圏に走者ありで.244とピンチになるほど粘り強かった。
2014年と2016年は好成績を挙げたロアークだが、これ以降は防御率4点台の投球が続いている。
球速の低下もあり、もはや3番手、4番手の投球しかできないのかもしれない。
ロアークと入れ替わりでナショナルズに入団したサンチェスのチェンジアップのように絶対的な変化球を持った方がいいと思われる。