Nationals Nation

マックス・シャーザー/スティーブン・ストラスバーグ/タナー・ロアーク/ダニエル・マーフィー/トレイ・ターナー/フアン・ソト/マイケル・コペック/イチロー/ワシントン・ナショナルズ/佐倉絆/友田彩也香/星美りか/かさいあみ/天使もえ/鈴村あいり/音市美音/石原莉奈/大橋未久/羽月希/橋本環奈/長濱ねる/辰巳シーナ/藤原亜紀乃/三田羽衣/神谷えりな/窪田美沙/について語る星鈴のブログです。

カテゴリ:MLB > MLB好投手列伝

5
s-ジョン・レスター



【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC_(%E5%B7%A6%E6%8A%95%E6%89%8B)

【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=4930&position=P
http://www.baseball-reference.com/players/l/lestejo01.shtml

【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=452657

【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x

2002年のドラフトで2巡目(全体57位)指名を受けてレッドソックスに入団した。
2006年にメジャーリーグに昇格し、7勝2敗、防御率4.76の成績を挙げたが、8月に悪性リンパ腫であることがわかり、抗がん剤治療を行った。
12月に完治し、2007年は4勝5敗、防御率3.89だった。
2008年に16勝6敗、防御率3.21とブレイクし、不振だった2012年を除き、二桁勝利を挙げ続けてきた。
ちなみに牽制球がイップスとなり、66回の先発で、一度も一塁に牽制球を投げていないということもあったようで、走者を出せば走られ放題だ。

私は、がんを乗り越えた経験やレスターの投球を高く評価していたので、デビッド・オルティーズと並んで数少ないレッドソックスの好きな選手だった。
それだけに2011年に登板日以外はクラブハウスでゲームに興じ、チキンを食べながら飲酒していたという報道はショックだった。

2014年のオフに元レッドソックスGMのセオ・エプスタイン副社長がいるカブスと総額1億5500万ドルの6年契約を結んだ。
2016年は、19勝5敗、防御率2.44というサイ・ヤング賞級の好成績を残したが、セイバーメトリクスの数値は悪く、出来過ぎであった。
案の定、2017年は13勝8敗、防御率4.33と大幅に成績が悪化した。


20180204-31

【平均球速】
4シームの平均球速は2009年の94.72マイルから下がり続けていたが、2017年はさらに下がり91.78マイルと平凡な球速となった。
シンカーも球速が落ち、90.69マイルだ。
チェンジアップの平均球速は85.08マイル、カーブが75.97マイル、カッターが88.07マイルだ。


20180204-32

【最速】
4シームの最速も2009年の98.54マイルをピークに下がり続け、現在、95.06マイルとなっている。
ただし、カッターの最速は91.95マイルと非常に速い。


20180204-33

【配球】
4シーム 38.95%
シンカー 12.54%
チェンジアップ 8.57%
カーブ 13.31%
カッター 26.63%

速球系と変化球がほぼ半々だ。
4シームは、横は6.23、縦8.96インチの変化だ。
シンカーは、横は9.71、縦4.31インチと落差が大きい。
チェンジアップもシンカーとほぼ同じ球筋で、球速だけが遅くなっている。
カーブは縦-3.84インチ、横-2.78インチと縦の変化も横の変化は極めて小さいが、手元で鋭く切れるタイプの変化球で空振り率は高い。
カッターも縦0.35インチ、横5.39インチと変化は大きくない。


20180204-34

【球種】
4シームの空振り率は7.17%、シンカーが8.17%と高くはないが、カーブが19.35%と非常に高い。
チェンジアップも17.75%と高く、カッターも12.70%とまずまずだ。
前回紹介したCCサバシアと違って、変化球がいい分、まだまだ活躍できるだろう。


20180204-35

【対左打者・対右打者】
左打者に.201、右打者に.273と右打者を極端に苦手としていた。
左打者に対して、シンカーの被打率が.050、チェンジアップが.111、カーブが.107なのに対して、右打者に対して、シンカーの被打率が.329、チェンジアップが.239、カーブが.190と極端に差があったことが原因だ。


20180204-36

【ピンチにおける強さ】
走者なしで.235、走者ありで.277、得点圏に走者ありで.265と走者を置くと打たれやすかった。


2017年は幸運だった2016年の反動が出てしまい、BABIPが.310、FIPが4.10、xFIPが3.85、LOB率が68.7%と明らかに運がなかった。
2016年の再現は難しいとしても、15勝、防御率3.50くらいの成績は期待できるだろう。

5
s-CCサバシア



【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/CC%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%90%E3%82%B7%E3%82%A2

【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=404&position=P
http://www.baseball-reference.com/players/s/sabatc.01.shtml

【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=282332

【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x

1998年のドラフト1巡目(全体20位)で指名されてインディアンスに入団する。
マイナーリーグで慎重に育てられたが、2001年にメジャーリーグに昇格すると1年目から17勝5敗、防御率4.39という素晴らしい成績を残した。
2006年目までの6年間で二桁勝利を続けて、2007年にブレイクし、19勝7敗、防御率3.21という成績でサイ・ヤング賞を獲得した。
2008年はシーズン途中でブルワーズにトレードされたが、17勝10敗、防御率2.70とサイ・ヤング賞を獲得した2006年をも上回る成績を挙げた。

オフにFAとなり、ヤンキースに入団し、19勝8敗、防御率3.37の成績を残し、苦手とされていたポストシーズンでも3勝1敗、防御率1.98の好成績を残した。
2010年は21勝7敗、防御率3.18、2011年は19勝8敗、防御率3.00の成績でオプションを破棄し、ヤンキースと再契約した。

しかし、2010年以降、首位攻防戦やポストシーズンなどプレッシャーのかかる試合での脆さが露呈していたため、私は契約延長に反対だとブログに書き続けていたが、その意見に賛成する読者も少なかった。
現実には、再契約の翌年から転落が始まり、坂を転がるように不良債権と化したのだった…。
2017年は、14勝5敗、防御率3.69と好成績を残したが、果たして?


20180204-25

【平均球速】
私がいちばん問題だと思っていたのがメンタル面であるが、次に問題だと思っていたのがあの体格だった。
まあ、メンタルが弱いからこそ、節制できずにあの体格になるのだろうが、その影響でもはや全盛期の面影はどこにもない。
2009年には4シームの平均球速は95.17マイルだったが、今や平均以下の91.59マイルだ。
速球の威力が減った結果、スライダーの効果も半減した。


20180204-26

【最速】
2011年には4シームの最速は99.22マイルだったが、今や93.02マイルまで落ちている。
球速の低下は、サバシアの投球に深刻なダメージを与えている。
球速が低下してきた結果、コーナーを狙い過ぎるようになり、与四球率は3.03まで悪化した。


20180204-27

【配球】
4シーム 0.11%
シンカー 20.82%
チェンジアップ 14.45%
スライダー 32.53%
カッター 32.07%

ここ数年のサバシアの投球で大きく変わったのが、4シームを捨てて、カッターを増やしたことだ。
2年前と比較しても、4シームが28.30%→0.11%、カッターが0.75%→32.07%と4シームがカッターに置き換えられたような形だ。
シンカーも20.82%も決して多くない。
ただでさえ本塁打を打たれやすいヤンキースタジアムにあって、さらにフライボールレボリューションによって被本塁打が激増した。
このため田中将大と同じく本塁打を打たれやすい速球系を減らして、変化球を増やしたのだろう。

チェンジアップは、横7.63インチ、縦5.07インチの変化だ。
スライダーは横-6.08インチ、縦0.64インチと非常に大きな変化だが、空振り率が深刻に低下していることを鑑みれば、変化の大きさほどの威力はないと見た方がいいだろう。
恐らく4シームの球速が落ちた分、4シームとスライダーの球速の差が小さくなり、打者が対処しやすくなったのだろう。


20180204-28

【球種】
シンカーの空振り率は6.04%と平凡だ。
チェンジアップが16.89%、スライダー10.43%が、カッターが7.85%と速球系の衰えによって、変化球も活きてこなくなったことがわかる。


20180204-29

【対左打者・対右打者】
左打者に.250、右打者に.244とほぼ変わらない。
ただし、シンカーが右打者に対して被打率.347、左打者に対して.256、カッターが右打者に対して被打率.243、左打者に対して.400と球種ごとに通用するしないが顕著だった。


20180204-30

【ピンチにおける強さ】
走者なしで.226、走者ありで.273、得点圏に走者ありで.143となっている。
走者ありの方が打ち込まれているが、得点圏では粘り強かった


ヤンキースとの契約が切れる2017年は、14勝5敗、防御率3.69と一見、好成績を残したが、BABIPが.276、FIPが4.49、xFIPが4.11、LOB率が79.0%と明らかに出来過ぎだった。
その成績がいかに信頼できないかは、ヤンキースが1年契約しか提示しなかったことでも明らかだろう。
いかに37歳といえどもあの成績ならば、普通は2~3年契約を結ぶのが常識だからだ。
2018年はメッキがはがれて成績を大きく落とすだろう。

5
s-フェリックス・ヘルナンデス



【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9

【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=4772&position=P
http://www.baseball-reference.com/players/h/hernafe02.shtml

【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=433587

【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x

2002年7月にドラフト外でマリナーズと契約する。
マイナーリーグで順調に成長し、2005年にメジャーリーグに昇格し、4勝4敗ながら、防御率2.67という素晴らしい活躍を見せた。
このまま一挙にスターダムの階段を駆け上がるかと思われたが、翌年は12勝14敗、防御率4.52と苦戦した。
それでも年々内容は向上して行き、2009年には19勝5敗、防御率2.49とブレイクし、2010年には13勝12敗ながら防御率2.27でサイ・ヤング賞を獲得した。
2013年まで13前後の勝ち星を挙げ続けて、2014年は15勝6敗、防御率2.14と再ブレイクを果たし、2015年も18勝9敗、防御率3.53という成績を挙げた。
しかし、2017年は6勝5敗、防御率4.36と衰えが感じられる成績だった。


20180204-19

【平均球速】
デビュー当時、4シームの平均球速は驚異的な98.64マイルだった。
しかし、年々平均球速は下がり続け、91.29マイルと平凡な球速となった。
シンカーは90.80マイルだ。
ただ、チェンジアップの平均球速は86.87マイルと速球系の平均球速の割には速い。
スライダーは85.26マイル、カーブは80.18マイルだ。


20180204-20

【最速】
デビュー当時、最速102.73マイルだった4シームも今や最速93.66マイルまで低下している。
球速の低下と共に変化球の割合が増えている。
シンカーの最速は93.35マイル、チェンジアップは89.90マイル、スライダーは91.30マイル、カーブは83.68マイルだ。


20180204-21

【配球】
4シーム 22.05%
シンカー 22.82%
チェンジアップ 25.00%
スライダー 8.78%
カーブ 21.35%

4シームとシンカーを合わせても44.87%に過ぎず、勝負球はほとんどチェンジアップかカーブだ。
4シームは、横-2.62インチ、縦7.70インチと横の変化は極めて小さく、縦は平均的だ。
シンカーは、横-7.18インチ、縦5.69インチと横の変化は大きいが、落差は大きくない。
決め球のチェンジアップは、横-5.43インチ、縦0.62インチと落差が大きい。
カーブは、横6.21インチ、縦-5.53インチと平均的な変化だ。


20180204-22

【球種】
4シームの空振り率は6.69%、シンカーは2.77%と速球系はメジャーリーグではもはや通用しなくなってきている。
かつての100マイル投手も今や変化球投手だ。
チェンジアップは空振り率17.98%、カーブが13.49%だ。
しかし、そのチェンジアップもシャーザーのスライダーやストラスバーグのチェンジアップのような絶対的な変化球ではない。
あまりにも早くメジャーリーグにデビューし過ぎたせいか、31歳にしては劣化が激しい。


20180204-23

【対左打者・対右打者】
左打者に.303、右打者に.220と極端に左打者に打ち込まれていた。
右打者に対しては、4シームの被打率が.241、シンカーが.250だったのに対し、左打者に対しては.410、シンカーが.353だったためだ。
もはや左打者に対して速球系が通用していない。


20180204-24

【ピンチにおける強さ】
走者なしで.278、走者ありで.221、得点圏に走者ありで.243と走者を置いた場面では打たれにくかった。


ヘルナンデスは、『Slugger』で「球速に頼らないで、変化球とコマンドに秀でた総合的に優秀な投手に生まれ変わった」ともてはやされていた。
しかし、現実は私が予想した通りの結果だった。
2017年はさらに劣化が進み、もはやメジャーリーグでは4番手か5番手レベルの投手になった。
2018年も2017年と同じような成績になるか、さらに悪化する可能性すらある。

5
ランス・リン



【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%B3

【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=2520&position=P
http://www.baseball-reference.com/players/l/lynnla01.shtml

【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=458681

【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x

2008年にドラフト1巡目補完(全体39位)で指名されてカージナルスに入団する。
2011年にメジャーリーグに昇格し、主にリリーフとして登板した。
2012年には先発に回り、18勝7敗、防御率3.78の好成績を挙げた。
以後、先発2番手クラスの投球を続けてきたが、2015年11月にトミー・ジョン手術を行い、2016年のシーズンは全休した。
2017年は見事な復活を遂げ、11勝8敗、防御率3.43というまずまずの成績を残した。


20180204-13

【平均球速】
4シームの平均球速は、手術前から幾分低下してしまい92.73マイルとなった。
シンカーの平均球速91.77マイル、チェンジアップ84.81マイル、カーブ79.33マイル、カッター87.59マイルだ。


20180204-14

【最速】
4シームの最速は96.87マイル、シンカーは95.97マイルだ。
チェンジアップの最速は87.90マイル、カーブが82.46マイル、カッターが92.47マイルだ。


20180204-15

【配球】
4シーム 38.80%
シンカー 42.14%
チェンジアップ 2.57%
カーブ 4.64%
カッター 11.82%

4シームとシンカーを合わせれば80.94%にも及ぶ。
4シームの変化は、横-5.19インチ、縦8.65インチだ。
シンカーの変化は、横-7.53インチ、縦4.88インチだ。
チェンジアップは、シンカーとほぼ球筋が同じで、カーブは横3.32インチ、縦-3.92インチと曲りは非常に小さい。
カッターも横0.35インチ、縦4.29インチと変化は大きくない。


20180204-16

【球種】
4シームとシンカーの割合が極端に多いのは、チェンジアップのボール率が59.26%、カーブが54.11%と極端に高く、カッターですら40.59%と変化球でストライクが取れないからだ。
その上、4シームこそ空振り率が11.79%あるものの、シンカーが8.82%、チェンジアップが6.17%、カーブが6.16%、カッターが11.56%と変化球の質の低さが目立っている。


20180204-17

【対左打者・対右打者】
左打者に.243、右打者に.198と左打者の方が打たれやすい。
右打者にはシンカーが.226だが、左打者には.293と打ち込まれているのが原因だ。


20180204-18

【ピンチにおける強さ】
走者なしで.241、走者ありで.184、得点圏に走者ありで.216と走者を置いてからは粘り強かった。


2017年はまずまず成績を残したが、BABIPが.244、FIPが4.82、xFIPが4.75、LOB率が79.0%とと深刻な状態だ。
与四球率も3.77と悪い。
一言でいえば、2017年は出来過ぎだった。
球速のなさ、変化球のクオリティーの低さ、コントロールの悪さを考えれば、2018年は大きく成績を落とす可能性が高い。

5
カルロス・マルティネス



【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%82%B9

【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=11682&position=P
http://www.baseball-reference.com/players/m/martica04.shtml

【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=593372

【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x

2010年4月20日にカージナルスと15万ドルで契約する。
2013年にメジャーリーグに昇格するも2勝1敗、防御率5.08と苦戦する。
翌年も2勝4敗、防御率4.03とあまり良くなかった。
2015年に先発5番手として開幕を迎えて、ブレイクし、14勝7敗、防御率3.01という好成績を残した。
これ以降、安定した成績を残し続けているが、サイ・ヤング賞を獲得するにはもう一皮むける必要がありそうだ。


20180204-07

【平均球速】
4シームの平均球速はデビューした2013年の98.42マイルをピークに下落傾向にあり、2017年は96.88マイルまで落ちている。
シンカーも95.20マイルまで落ちた。
とはいえ、メジャーリーグでは依然として屈指の速球派先発投手である。
チェンジアップの平均球速は88.12マイル、スライダーが85.50マイル、カーブが79.59マイルだ。


20180204-08

【最速】
最速は2014年の102.20マイルがピークで、2017年は101.41マイルだ。
シンカーも99.33マイルと非常に速い。
チェンジアップの最速は91.98マイル、スライダーが90.48マイル、カーブが82.14マイルだ。


20180204-09

【配球】
4シーム 26.97%
シンカー 29.17%
チェンジアップ 16.38%
スライダー 25.87%
カーブ 0.58%

球速の割には4シームの割合は少なく、26.97%に過ぎない。
シンカーの割合が29.17%で、速球系の割合は56.14%だ。
4シームは、横-5.14インチ、縦7.19インチと横も縦も変化は平均的だ。
これに対して、シンカーは横-9.40インチ、縦3.02インチと横も縦も変化はやや大きい。
特筆すべきなのがチェンジアップで、横-9.04インチ、縦0.77インチと横の変化も大きいが、ここまで落差が大きなチェンジアップは他に見たことがない。
スライダーは、横5.31インチ、縦1.69インチと落差もまずまずだが、横の変化が極めて大きい。
チェンジアップもスライダーもメジャーリーグでも特殊な変化球だといえるだろう。


20180204-10

【球種】
最速101.03マイルの球速がありながら、4シームの空振り率7.61%、シンカーは6.61%と高くない。
その一方で、チェンジアップの空振り率は18.88%、スライダーは18.00%だ。
速球が球速の割にバットに当てやすく、変化球も2つともまずまずだが、シャーザーのスライダーやストラスバーグのチェンジアップほど絶対的ではない。
ここにサイ・ヤング賞級の投球ができない要因があるような気がする。


20180204-11

【対左打者・対右打者】
左打者に被打率.260、右打者に.202と極端な差がある。
シンカーが右打者に対して被打率.271だったのに対し、左打者に.461と打ち込まれたのが原因だ。
あれだけの球速がありながらここまで打ち込まれるのは、フォームが見やすいなどの問題があるのかもしれない。


20180204-12

【ピンチにおける強さ】
走者なしで.231、走者ありで.229、得点圏に走者ありで.199と走者を置いても置かなくても被打率は変わらないが、得点圏に走者がいると粘り強かった。


小さな体であんなに素晴らしい速球を投げる姿は心を打たれるが、有り余る才能ほどの結果は残せていない。
もう少しコマンドが良くなれば、一挙に才能が開花し、20勝&防御率2点台も可能なはずだ。
ただ、小さな体であれだけの速球を投げるということは、体に対する負担も大きいはずで、ペドロ・マルティネス同様に故障のリスクは大きいだろう。

5
ジョン・ラッキー



【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC

【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=1507&position=P
https://www.baseball-reference.com/players/l/lackejo01.shtml

【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=407793

【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x

1999年にドラフト2巡目でエンゼルスから指名を受け、エンゼルスに入団する。
2002年にメジャーリーグに昇格し、9勝4敗、防御率3.66の好成績を残し、その年のワールドシリーズ第7戦で勝利投手にもなった。
2014~2016年は、カージナルスとカブスで素晴らしい成績を残していたが、2017年は大乱調となった。
2018年は復活が期待される。


20180204-01

【平均球速】
4シームの平均球速は1マイル以上低下して、91.44マイルとメジャーリーグでも平均的な球速となった。
シンカーの平均球速も90.97マイルと平均的だ。
チェンジアップは83.89マイル、スライダーは82.77マイル、カーブは77.73マイルとなっている。


20180204-02

【最速】
4シームの最速は94.62マイル、シンカーは93.87マイルだ。
球速の低下と共にかつては7割を占めていた速球系の割合が減った。
チェンジアップの最速は87.16マイル、スライダーは87.74マイル、カーブは82.27マイルとなっている。


20180204-03

【配球】
4シーム 35.83%
シンカー 16.42%
チェンジアップ 4.81%
スライダー 35.73%
カーブ 7.22%

4シームとシンカーを併せた速球系の割合は52.25%まで減っている。
スライダーの割合は35.73%なので、この3球種で87.98%を占めている。

4シームは、横-4.66インチ、縦8.49インチで、シンカーは横-8.75インチ、縦4.41インチだ。
シンカーは他の投手と比べて若干変化が大きい。
スライダーは、横2.66インチ、縦0.97インチと落差が大きいが、以前と比べると横も縦も変化が小さくなっている。
これはコマンドのしやすさを考えてのことだろう。


20180204-04

【球種】
4シームの空振り率9.05%と球速を考えれば高い方だ。
シンカーは4.67%と高くない。
チェンジアップの空振り率は8.70%、カーブは9.18%と高くはない。
その一方でスライダーの空振り率は16.29%とまずまずだ。
しかし、以前はスライダーの空振り率は20.00%を超えていたので、かなり低下してきている。
4シームの球速が落ちているので、スライダーの効果も薄れてきているのだろう。


20180204-05

【対左打者・対右打者】
左打者に.271、右打者に.226と相変わらず左打者には苦戦している。
右打者には、4シームの被打率が.215、スライダーが.181だが、左打者には、4シームの被打率が.300、スライダーが.246と打ち込まれていた。
ただし、シンカーは右打者に.333、左打者に.365とどちらにも打ち込まれていた。
左打者にはチェンジアップが.154と有効だったので、もっと使った方がいいかもしれない。


20180204-06

【ピンチにおける強さ】
走者なしで.257、走者ありで.232、得点圏に走者ありで.211とベテランらしく走者を出しても落ち着いた投球を見せ、ピンチを凌いでいるのがわかる。
さらに素晴らしいのが長打率で、走者なしで.519、走者ありで.384、得点圏に走者ありで.356とピンチになるほど長打を打たれにくかった。


2016年のカブスの先発投手はセイバーメトリクスの数値が悪く、いずれも出来過ぎだと私は書き続けていた。
このため2017年は大きく成績を落とす可能性が高いと思っていたが、案の定、ラッキーも11勝8敗、防御率3.35から12勝12敗、防御率4.59まで成績が悪化していた。
それでもなお、BABIP.268、FIPが3.57、xFIPが4.62だ。
2018年には40歳という年齢を考えてみても、これから成績が上向くとは考えにくい。

5
ドリュー・ポメランツ

 

【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%84

【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=11426&position=P
https://www.baseball-reference.com/players/p/pomerdr01.shtml

【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=519141

【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x

ドリュー・ポメランツは、2010年のMLBドラフト1巡目(全体5位)でインディアンスから指名され、8月16日に265万ドルの契約金で入団した。
2011年7月30日にウバルド・ヒメネスとのトレードで、ジョー・ガードナーらと共にロッキーズへ移籍した。
2012年にメジャーリーグにデビューし、2勝9敗、防御率4.93の成績を残した。
アスレチックス、パドレスを経て、レッドソックスに移籍し、2017年は17勝6敗、防御率3.32、173.2回で174三振の好成績を挙げた。


20180122-13

【平均球速】
4シームの平均球速は91.78マイル、シンカーは90.37マイルだ。
速球系は平凡な球速といわざるを得ない。
チェンジアップは81.31マイル、カーブは79.66マイル、カッターは87.00マイルだ。


20180122-14

【最速】
4シームの最速は95.61マイル、シンカーは94.35マイルだ。
チェンジアップは86.56マイル、カーブは84.32マイル、カッターは91.34マイルだ。
打者を圧倒できる球速ではない。


20180122-15

【配球】
4シーム 45.92%
シンカー 9.09%
チェンジアップ 1.52%
カーブ 37.02%
カッター 6.44%

4シームとカーブで82.94%を占める。
4シームは、横4.32インチ、縦10.47インチと横の変化は小さいが、縦の変化が非常に大きい。
カーブは、横‐2.53インチ、縦-8.87と横の変化は小さいが、縦の変化が極めて大きい。
ポップするような4シームと落差の大きなカーブで高低を攻める投球だ。


20180122-16

【球種】
4シームの空振り率は11.77%球速の割には高い。
シンカーの空振り率が7.12%、チェンジアップが8.51%、カーブが9.70%だ。
空振り率が10%を超える変化球は、13.57%のカッターしかない。
速球の球速、変化球のクオリティーを考えると2017年は出来過ぎだったと思わざるを得ない。
またボール率が、シンカーが53.22%、チェンジアップが68.09%、カッターが52.98%と非常に高く、この3球種が使いづらい原因となっている。


20180122-17

【対左打者・対右打者】
左打者に.291、右打者に.237と右左投手でありながら左打者を極端に苦手としている。
右打者に対しては、4シームの被打率が.214、カーブが262だが、左打者に対しては、4シームの被打率が.260、カーブが.327と打ち込まれていたのが原因だろう。
左打者に対して、カッターの空振り率が18.75%もあるので、カッターを有効に使った方がいいだろう。


20180122-18

【ピンチにおける強さ】
走者なしで.264、走者ありで.231、得点圏に走者ありで.201とピンチになるほど打たれにくい傾向にある。
2017年の好成績の原因は、走者を出してからの粘り強さがあったからだ。


2017年は好成績を残したが、FIPが3.84、xFIPが4.15、LOB率が80.0%とシビアな数字が並んでいる。
与四球率も3.58と良くない。
球速のなさ、変化球のクオリティーの低さ、コントロールの悪さを考えれば、2018年は大きく成績を落とす可能性が高い。

5
カルロス・カラスコ



【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B3_(%E9%87%8E%E7%90%83)

【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=6632&position=P
https://www.baseball-reference.com/players/c/carraca01.shtml

【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=471911

【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x

カルロス・カラスコは、2003年にアマチュアFAとしてフィリーズと契約した。
2009年7月29日にクリフ・リー、ベン・フランシスコとのトレードで、ジェイソン・ドナルドらと共にインディアンスへ移籍した。
同年9月1日のタイガース戦でメジャーリーグにデビューし、シーズン終了までに5試合に先発したが、0勝4敗、防御率8.71という成績に終わった。
2015年に14勝12敗、防御率3.63とブレイクした。
2017年は、18勝6敗、防御率3.29、200.0回で226三振とエース級の成績を残した。


20180122-07

【平均球速】
4シームの平均球速は94.75マイル、シンカーは93.78マイルとメジャーリーグでも屈指の速球派投手だ。
チェンジアップは88.84マイル、スライダーは85.65マイル、カーブは83.42マイルだ。
速球の平均球速はストラスバーグに及ばないが、変化球の平均球速はストラスバーグと互角だ。


20180122-08

【最速】
4シームの最速は98.13マイル、シンカーは96.95マイルと非常に速い。
チェンジアップも最速95.76マイル、スライダーも95.96マイル、カーブも94.96マイルと高速だ。


20180122-09

【配球】
4シーム 35.23%
シンカー 13.25%
チェンジアップ 16.30%
スライダー 21.50%
カーブ 13.73%

4シームとシンカーの速球系は48.48%と多くはない。
これもチェンジアップ、スライダー、カーブの3つの変化球に自信を持っているからだろう。
ストラスバーグと同じく、本質は98マイルの速球を持っている変化球投手なのだろう。


20180122-10

【球種】
4シームの空振り率は6.75%、シンカーは6.70%と球速の割に低い。
しかし、伝家の宝刀のスライダーは26.70%とメジャーリーグでもトップクラスだ。
さらにチェンジアップが18.29%、カーブも18.01%と変化球はどれも一級品だ。


20180122-11

【対左打者・対右打者】
左打者に.241、右打者に.226と左打者の方が打たれやすい。
左打者に対しては4シームの被打率が.350、シンカーが.323と速球系が打たれやすかったのが原因だろう。
ただし、変化球はいずれも左打者も右打者も完全に抑え込んでいた。


20180122-12

【ピンチにおける強さ】
走者なしで.238、走者ありで.224、得点圏に走者ありで.228とどの場面でも被打率はほぼ変わらない。
どんな場面でも安定した投球ができるのは強みだ。


4シームの被打率が.341、シンカーの被打率が.302と球速の割に速球系が打たれやすいのが玉に瑕だが、圧倒的な変化球を武器にエース級の成績を残し続けるだろう。
速球系の空振り率を向上させれば、サイ・ヤング賞の可能性もあると思われる。

5
アービン・サンタナ



【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%8A

【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=3200&position=P
https://www.baseball-reference.com/players/s/santaer01.shtml

【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=429722

【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x

アービン・サンタナは、2000年9月2日にエンゼルスへ入団した。
2005年5月16日に2Aからメジャーリーグへ昇格を果たした。
この年、12勝8敗、防御率4.65の成績を挙げた。
エンゼルスで活躍した後、2013年にロイヤルズ、2014年にブレーブスでプレーした。
2014年オフにFAになり、ツインズと総額5,400万ドルの4年契約(2019年に1,400万ドルの球団オプション付き)を結んだ。
2017年は16勝8敗、防御率3.28の好成績を残した。
ちなみにサンタナはTwitterで気軽にファンをフォローしてくれることで知られており、私もサンタナにフォローしてもらっている。


20180122-01

【平均球速】
4シームの平均球速は93.42マイル、シンカーはマイルとまずまずの球速だ。
チェンジアップは86.15マイル、スライダーは84.71マイルだ。


20180122-02

【最速】
4シームの最速は96.86マイル、シンカーは95.29マイルだ。
チェンジアップの最速は90.06マイル、スライダーは92.55マイルだ。


20180122-03

【配球】
4シーム 39.42%
シンカー 13.51%
チェンジアップ 10.70%
スライダー 36.34%

4シームとシンカーの速球系が52.93%を占める。
4シームの変化は、横‐3.13インチ、縦9.52インチと横の変化が小さい。
シンカーは、横‐6.42インチ、縦7.65インチと変化が小さい。
チェンジアップも横‐6.04インチ、縦7.87インチと変化が小さい。
スライダーは、横3.05インチ、縦3.33インチと横の変化は大きいが、落差はあまり大きくない。


20180122-04

【球種】
4シームの空振り率は7.37%、シンカーは6.21%と高くはない。
シンカーは5.86%と高くはない。
チェンジアップも11.48%と高くはない。
スライダーは17.31%と高く、サンタナの決め球となっている。


20180122-05

【対左打者・対右打者】
左打者に.213、右打者に.231と右打者の方がやや打たれやすい。
4シームの被打率が左打者に対して200だったのに、右打者に対して.303と打ち込まれたのが原因だ。
右打者に対してはシンカーも.343、チェンジアップも.300と打ち込まれ、.155のスライダーしか通用していない。


20180122-06

【ピンチにおける強さ】
走者なしで.226、走者ありで.217、得点圏に走者ありで.191ピンチになるほど打たれにくい傾向にある。
特に得点圏に走者を置くと長打を打たれにくかった。


2017年は好成績を残したが、BABIPが.245と極端に低く、FIPが4.46、xFIPが4.77、LOB率が79.5%と明らかに出来過ぎだった。
私もフォローしてもらっているので、頑張って欲しいとは思うが、2018年は12勝、防御率4点台くらいに落ち着くのではないだろうか?

5
マーカス・ストローマン



【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=13431&position=P
https://www.baseball-reference.com/players/s/stromma01.shtml

【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=573186

【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x

ストローマンは、2012年のMLBドラフト1巡目(全体22位)でブルージェイズから指名された。
2014年は3Aで5試合に登板し、2勝2敗、防御率1.69と結果を残し、5月4日にパイレーツ戦でメジャーリーグにデビューした。
2017年開幕前の2月9日に第4回WBCのアメリカ合衆国代表に選出された。
自身が出場権を保持していたプエルトリコとの決勝戦に先発して、6回を無失点で勝利投手となり、大会MVP、大会最優秀投手賞を受賞した。
同年、その勢いで13勝9敗、防御率3.09と好成績を残し、メジャーリーグ屈指の好投手の1人となった。


20180121-01

【平均球速】
4シームの平均球速は94.14マイル、シンカーは93.65マイルだ。
チェンジアップは83.00マイル、スライダーは86.86マイル、カーブは82.64マイル、カッターは90.36マイルだ。


20180117-02

【最速】
4シームの最速は96.34マイル、シンカーは97.05マイルだ。
スライダーの最速も90.04マイルと非常に速い。
チェンジアップも89.15マイル、カーブも85.66マイル、カッターも92.97マイルと高速だ。


20180121-03

【配球】
4シーム 6.39%
シンカー 56.28%
チェンジアップ 5.87%
スライダー 23.53%
カーブ 5.07%
カッター 2.81%

4シームとシンカーの速球系が62.67%を占める。
これにスライダーの23.53%を加えると、この3球種で86.20%を占めている。
チェンジアップ、カーブ、カッターはあまり投げていない。


20180121-04

【球種】
4シームの空振り率は9.57%とまずまずだ。
シンカーは5.86%と高くはない。
4シームの被打率は.283、シンカーが.300と速球系が打たれやすいのが弱点だ。
伝家の宝刀のスライダーは20.78%と素晴らしい。
チェンジアップが14.06%、カッターが15.22%だが、カーブは7.83%と高くない。
カッターも被打率が.333と打たれやすい。


20180121-05

【対左打者・対右打者】
左打者に.248、右打者に.275と右打者の方が打たれやすい。
左打者に対しては伝家の宝刀のスライダーの被打率が.133、カッターが.273だったが、右打者にはスライダー.222、カッターが.385と打たれやすかったのが原因だろう。
ただし、4シームとカッターは左打者の方が打たれていた。


20180121-06

【ピンチにおける強さ】
走者なしで.268、走者ありで.253、得点圏に走者ありで.233とピンチになるほど打たれにくい傾向にある。
防御率3.09を達成できたのは、走者を出してからの粘り強さがあったからだ。


2017年は好成績を残したが、FIPが3.90、xFIPが3.59、LOB率が78.1%と楽観は禁物だ。
ストローマンは、防御率でいえば3点台後半がデフォルトではないだろうか?
今後、サイ・ヤング賞を獲得できるような投手になるためには、変化球を磨き、奪三振率を上げることが必要だろう。

このページのトップヘ