【Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88
【成績】
http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=11243&position=P
http://www.baseball-reference.com/players/b/barreaa01.shtml
【投球分析】
http://www.brooksbaseball.net/landing.php?player=502578
【PITCHf/xとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/PITCHf/x
2010年にドラフト9巡目(全体266位)でナショナルズに入団した。
2014年にメジャーに昇格し、波があったものの3勝0敗、防御率2.66という好成績を残した。
2015年はさらなる飛躍が期待されたが、まるで呪われているかのようなシーズンを過ごした。
奪三振率10.74、与四球率2.15でありながら、防御率4.60という信じられない結果に終わったのだ。
BABIPが.351、FIPが2.21、xFIPが3.03だから、とてつもなく運が悪かったとしかいい様がなかった。
トドメは、肘の故障によるトミー・ジョン手術だった。
今季は、9月ごろにチームに合流できれば上出来だろう。
【平均球速】
シンカーの平均球速は94.63マイルと中継ぎとしては合格点だ。
伝家の宝刀のスライダーの平均球速は86.10マイルと非常に速い。
94~95マイルの速球と圧倒的なスライダーが武器という点でショーン・ケリーと似たタイプの投手である。
【最速】
シンカーの最速は98.14マイルと素晴らしい球速を誇っている。
スライダーの最速は88.19マイルとカッター並みの球速だ。
【配球】
4シーム 18.32%
シンカー 41.68%
チェンジアップ 0.42%
スライダー 39.58%
事実上、4シーム、シンカー、スライダーの3球種で勝負している。
スライダーは横の変化が非常に大きく、落差も非常に大きい。
これだけ変化が大きなスライダーを投げるのは難しいと思われるが、4シームやシンカーを上回るストライク率になっている。
球種を増やさず、このスライダーを絶対的な変化球に昇華させることでMLBで生き残っていこうとしている。
【球種】
シンカーの空振り率は、6.06%と高くないが、スライダーは25.53%と素晴らしい空振り率になっている。
4シームも9.20%とまずまずだ。
【対左打者・対右打者】
左打者には.200、右打者には.269と右打者の方に打ち込まれている。
29.1回と登板回数が少なかったので、こういう結果になっただけで、長く投げれば右打者の被打率も落ちていくだろう。
【ピンチにおける強さ】
走者なしで.196、走者ありで.290、得点圏に走者ありで.333と中継ぎとして失格としかいい様のない成績になっている。
しかし、上記の通り高過ぎるBABIPが原因と思われるため、復帰すればそれなりの好投は期待できるだろう。
トミー・ジョン手術のリハビリ期間を考えれば、今季中に復帰するのは難しいだろう。
私の希望通りリベロを先発で起用してくれれば、現時点で、
【先発】
シャーザー
ストラスバーグ
ゴンザレス
ロス
リベロ
【中継ぎ】
ケリー
ペティット
ソリス
ペレス
ロアーク
【セットアッパー】
トライネン
【クローザー】
ゴット
になると思われる。
ただ、去年の投球を見てわかるとおり、ロアークに中継ぎの適正はなく、かつ15勝、防御率2.85の投手に中継ぎをさせるのもモチベーション低下を招くだけだ。
ロアークはパペルボンと共にトレードに出して、優秀な中継ぎをもう1人獲得し、あとは薄手の野手の控えを獲得するのが望ましい。
15勝、防御率2.85の投手を放出してまでリベロを先発で使う価値があるのかと問われれば、私の答えはYesだ。
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