西勇輝

https://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2017072304/top

今季は、実に14年ぶりにオリックスを応援してみた。
応援し始めた途端に5月の泥沼が始まった、
それでもめげずに応援していたら交流戦で絶好調になり、一時はクライマックス・シリーズにも出場できるんじゃないかという希望を持った。

しかし、それが限界だった…。
5割を目前にするといつも失速し、Aクラスへ向けての進撃が始まらなかった。
まあ、去年、オリックスはブッチギリの最下位だったので、それに比べれば成長したということで満足すべきなんだろうね。

新人の山岡と西、ディクソンは素晴らしい投球をしていたし、全盛期の力はないにしろ金子もまあまあの投球をしていた。
黒木も素晴らしかったし、平野も失敗はありつつもクローザーの役目を果たしていた。
要するに投手陣は良かったのだ。

しかし、打線があまりにもひど過ぎた…。
T-岡田はチャンスに打てないし、1番と2番の出塁率も低すぎる。
中島も吉田正も故障が多過ぎる。


そして、何もよりも問題なのが理想の野球に固執し過ぎて、勝つ野球を徹底できない福良監督の采配だと思う。
今日もセーブシチュエーションなのに西を引っ張り過ぎて楽天に負けた。
初戦の金子のときも書いたことだけど、セーブシチュエーションなら基本的にセットアッパーとクローザーを投入するべきだと思う。
点差があるとか、ノーヒッターとかそれに近い投球とか、そういう場面でなければ、投手は交代させるべきなのだ。
村田兆治の時代じゃあるまいし、先発完投とか考えが古いんだよね。


まずは福良監督が理想主義を捨てて、現実に即した野球をすること、そして非力な打者をはずしてもっとパワーと選球眼がある打者をそろえること、それがオリックスを強くする方法だと思う。

また、楽天がいくら強いといっても、同じ相手にこれだけ一方的に負けるのはスカウティングにも問題があると思う。
ハッキリいってしまうと親会社やフロントも刷新しないと強くなれないだろうね。


ここまで頑張ってナショナルズとオリックスの2チームのレビューを書いてきたけど、1チームでもしんどい野球のレビューを2チーム共続けるのは無理があるからね。
これからは、何かあったときだけオリックスの記事を書くことにするよ。
前途多難だけど、オリックスがまた強くなりますように!!


青山愛177

【めぐたんの一言】
本当に残念な5連敗でしたね…。
これが野球の難しさなのでしょうね…。