スティーブン・ストラスバーグ4

http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2017_04_14_phimlb_wasmlb_1&mode=classic

まずはストラスバーグの投球から振り返ろう。
今日のストラスバーグは、7.0回を8三振、2四球、5安打、1本塁打、自責点2だった。
111球投げてストライクは75球で、ストライク率は67.6%だった。

4シームの最速は96.6マイル、平均は95.0マイルで、空振り率は4シームとしては驚異的な16.7%だった。
確かに今日の4シームは伸びがあって素晴らしい球だった。
チェンジアップは切れがあって、空振り率21.7%、スライダーは9.1%、カーブは4.5%で全体的にいい球を投げていた。

しかし、ジョセフに甘く入った真ん中高めの96マイルの4シームを本塁打にされ、5回は無死二塁のピンチを二死までこぎつけておきながらタイムリーを打たれてしまった。
打線がなかなかチャンスをモノにできない接戦だっただけに不用意な失点が悔やまれる。

こういう点がメジャーリーグ最高の投手であるクレイトン・カーショウとの差だろう。
カーショウはドジャースの得点が2点以下のときは防御率が0.96と相手を完全に封じている。
私は、全盛期のペドロ・マルティネスやランディ・ジョンソンの方が圧倒的な球を投げていたと思うけど、この2人以上にカーショウは粘り強さを見せている。
この粘り強さはメジャーリーグ史上最高といっても過言ではないと思う。
こういう粘り強さがストラスバーグにもあれば、サイ・ヤング賞級の投手になれると思うんだけどね。


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今日は休みで時間があるので、ストラスバーグがメジャーリーグにデビューした2010年と現在の投球を比較してみようと思う。
まずは2010年のデータから紹介しよう。


4シーム
 平均球速97.88マイル 横‐5.64インチ 縦8.80インチ ストライク率67.42% 空振り率11.24%

シンカー
 平均球速97.04マイル 横‐7.97インチ 縦5.29インチ ストライク率66.47% 空振り率4.05%

チェンジアップ
 平均球速90.14マイル 横
‐7.26インチ 縦0.99インチ ストライク率66.29% 空振り率31.43%

カーブ
 平均球速82.69マイル 横8.10インチ 縦-6.73インチ ストライク率62.36% 空振り率11.44%


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今度は今年のデータだ。


4シーム
 平均球速95.80マイル 横‐5.17インチ 縦10.84インチ ストライク率73.87% 空振り率9.91%

チェンジアップ
 平均球速89.36マイル 横-8.87インチ 縦5.48インチ ストライク率54.29% 空振り率20.00%

スライダー
 平均球速90.86マイル 横1.85インチ 縦7.06インチ ストライク率100.00% 空振り率16.67%

カーブ
 平均球速81.80マイル 横9.40インチ 縦-5.18インチ ストライク率66.67% 空振り率11.44%



デビュー当時と比べて全体的に球速が落ちている面は否定できない。
4シームの平均球速は約2マイル落ちている。
しかし、4シームは縦の変化が大きくなっており、今日の先発では横-4.07インチ、縦12.07インチとカーショウみたいにまるでポップするような球筋だった。
4シームの空振り率は11.24%から9.91%に落ちているけど、この4シームに慣れてきたらデビュー当時の4シームの空振り率が蘇ってくるだろう。

チェンジアップは、非常に落差が大きな変化球だったけど、コマンドしやすいように落差が小さくなっている。
落差の大きさで勝負するのではなく、いかに打者の手元で鋭く変化するかに重点を置くようになった。
今のメジャーリーグでは90年代のように化け物のように曲がる変化球は敬遠されている。
見送ればボールになるような変化球に打者は手を出さなくなったからだ。
見逃してもストライクになるような変化球がメジャーリーグの主流なのである。

ストラスバーグが伸び悩んだ原因の一つはカーブのコマンドが年々悪化したからだった。
去年はそのカーブに見切りをつけ、スライダーを多投するようになった。
しかし、そのスライダーが故障の原因になったので、カーブを修正し、使える球にする必要があった。

この点をマダックス投手コーチがどう修正するかを注目していたけど、ここまでカーブの落差を小さくするとは思わなかった。
落差よりも横の変化で勝負するという訳だ。

新しいチェンジアップも新しいカーブもまだ始めたばかりなので、これが完成形ではないだろう。
しかし、このチャレンジはさすがマダックス投手コーチだと思ったね。
今までの投球を見る限りではそのチャレンジは成功しつつある。
残念ながら今日は勝ち投手になれなかったけど、こういう投球を続けられれば勝ち星はついて来るだろう。


コーダ・グラバー

グラバーは、シンカーの最速が97.0マイル、平均球速が96.5マイルだった。
グラバーのスライダーは最速94.2マイル、平均93.4マイルとカッター以上の球速がある。
ナショナルズが一流のクローザーと5年契約しなかったのは、将来的にグラバーが絶対的なクローザーになると期待している面もあるだろう。


トライネン2

トライネンは、一死から安打を打たれた後のストレートの四球が良くなかった。
まだクローザーになって間もないので、落ち着いて投げられないんだろうね。

今日のトライネンはシンカーが10球で、スライダーはわずか2球だった。
去年のトライネンは、シンカーの空振り率は7.80%に過ぎなかったけど、スライダーはシャーザーにも対抗できる22.15%だった。
もっとスライダーを多投した方が安定した投球ができると思うのに、多投しないのは何か理由があるのだろうか?


ショーン・ケリー

ケリーは、4シームの最速は92.6マイル、平均は91.4マイルと平凡だったけど、今季のケリーの4シームは球速の割に空振り率が高く、今日も33.3%だった。
スライダーも25.0%で今日は勝ち投手となった。


【今日の投球】
http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=4&day=14&year=2017&game=gid_2017_04_14_phimlb_wasmlb_1%2F&pitchSel=544931&prevGame=gid_2017_04_14_phimlb_wasmlb_1%2F&prevDate=414&league=mlb

【今日の動画】
http://m.mlb.com/video/?game_pk=490249


マット・ウィータース

1点をリードされた2回裏には、一死一三塁からウィータースのタイムリーで同点となった。


レンドン2

5回表に1点を取られたけど、7回裏には二死二塁からレンドンのタイムリー二塁打で同点となった。


ダニエル・マーフィー

ナショナルズは延長戦に弱いし、長引くほどブルペンの弱さが露呈してくるので本当に心配だった。
早く決めてくれと気持ちばかりが焦ってきた。
しかし、そんなときに役に立つのが今やメジャーリーグ最強の3番・4番だ!!

3番のハーパーが安打で出塁すると4番のマーフィーがサヨナラ二塁打を放ったのだ!!
去年のマーフィーは出来過ぎだといわれていたけど、今季のマーフィーはそれ以上で、打率4割も狙えそうな勢いだ!!
それに本当に勝負強いよね!!
このサヨナラの場面でも確実に決めたくれたからね!!
チームに必要なのはこういうクラッチヒッターだよね!!
本当に素晴らしい4番だね!!

ぜひ、マーフィーが4割に挑戦して、日本でもニュースになって知名度が上がり、日本人のナショナルズ・ファンも増えて欲しいよね!!
これからも期待しているので、頑張ってね!!


ジョー・ロス

https://www.milb.com/gameday/chiefs-vs-red-sox/2017/04/13/498891?#=undefined,game_state=final,game_tab=box,game=498891

きのう、ロスが3Aで先発していて、7.0回を6三振、0四球、6安打、自責点1の好投だった。
ロスの代役のガスリーがあの惨状だったので、ロスが早くメジャーリーグ復帰しそうなのは朗報だね。
ロスも途中からの合流になるけど、15勝、防御率3.50くらいを目標に頑張って欲しいよね!!


イチロー2

今日のイチローは、メッツ戦にスタメンで出場したものの4打数0安打だった…。
オープン戦では好調だったのに、スタメンで出場できないので、調子も落ちてしまったね。
しかし、あの外野は若くて力もあるので、怪我がなければ控えになるのは仕方がない。
そんな中で数少ないスタメンでの出場だっただけに、1安打くらいは打ちたかったよね。

まあ、終わったことは仕方がないので、明日は代打で1本打って欲しいよね!!
イチローの安打でメッツに勝ちますように!!
今日はマーリンズが勝ったおかげで、1位メッツとのゲーム差は0.5に縮まった。


滝川クリステル344

【クリ様の一言】
今日のマーフィー選手のサヨナラ安打は最高でしたね!!
本当に頼りになる4番ですね!!
今季は4割&MVP目指して頑張って欲しいですね!!