s-マックス・シャーザー

Steamer予想
 32試合 15勝8敗 212.0回 253三振 45四球 171安打 自責点70 防御率2.71 

Fans予想
 33試合 17勝9敗 219.0回 256三振 46四球 175安打 自責点77 防御率2.95


星鈴の希望
 33試合 21勝6敗 225.0回 270三振 50四球 180安打 自責点58 防御率2.32


シャーザーは、去年のナショナルズの低迷の最大の被害者だろう。
無能なウィリアムズ監督は、シーズン序盤にシャーザーを長いイニング引っ張り過ぎた。
私は、そのときからこんな使い方をすると夏場にバテると書いていたが、案の定そうなった。
また、好投手がサッパリ打てない打線の被害者ともなり、2013年のストラスバーグみたいに勝ち星に恵まれなった。
2回のノーヒッターを含め、絶対的なエースとしての投球を何度か見せてくれたが、シーズン全体としてエース級の働きができていたとはいい難い。
今季は、シーズンを通じて安定した投球をすることを第一の目標に掲げて欲しい。


Steamer予想だと勝ち星がシビアだね。
去年のナショナルズの打線の惨状を見るとこれは仕方がないかもしれないけどさ。
ナショナルズの打線もスタッツだけを見れば、それなりには点は取れているけど、これは三流投手をボコボコに打ち込んでかさ上げしたものだ。
一流投手にはサッパリ手も足も出ず、1点も取れないこともしばしばあった。

特にポストシーズンなどは相手のエース級との対戦になるのだから、なかなか打てないのは当然だろう。
こんな中で、ファウルで粘ったり、四球を選んだりして球数を稼ぎ、早い回でその好投手を降板させたり、盗塁でペースを崩したりと工夫ある攻め方をしてもらいたいね。
去年のウィリアムズ監督はあまりにも無策で、かつナショナルズの打者も振り回すだけの単調な打撃だった。
1点でも取れば勝つ可能性が出てくるのに、その1点へのこだわりが見られなかった。

そういった采配と打線の不甲斐なさでシャーザーは多くの勝ち星を逃してしまった。
その結果、ピンチで1点も与えられないと萎縮した投球になり、返って失点が多くなり、負けた試合も多かった。

投手は好投すればそれでいいという考え方もあるけど、私は反対だ。
エースはチームに勝ち星をもたらすべきなのだ。

2010年に13勝12敗、防御率2.27でフェリックス・ヘルナンデスがサイ・ヤング賞を獲得したけど、私は19勝6敗、防御率2.72のデビッド・プライスが獲得するべきだったと思っている。
確かに打線のいいチームにいた方が勝ち星は増えるのだから、勝ち星がチームの状態に左右されるから勝ち星で投手を評価すべきではないという考え方もわかる。
しかし、それではパークファクターや、地区の打線の強弱は考慮しなくていいのだろうか?
圧倒的に投手有利のセーフコ・フィールドで、かつ打線も良くない西地区でヘルナンデスが投げていたという事実も考慮すべきではなかったか?
防御率4点台で20勝したというならともかく、エースは勝てないとエースではないと私は思っている。


Fans予想は勝ち星はいいとしても、防御率がシビアだね。
私の希望としては、20勝以上、250三振以上、防御率2点台前半を期待したいね!!
私は、シーズンで20勝、300三振、防御率1点台を達成した投手を見たことがない。
ロジャー・クレメンスはシーズン300奪三振を達成したことがなく、ランディー・ジョンソンはシーズン防御率1点台がなく、ペドロ・マルティネスは300奪三振も1点台もあるけど、17勝8敗、305三振、防御率1.90、23勝4敗、313三振、防御率2.07、18勝6敗、284三振、防御率1.76、20勝4敗、239三振、防御率2.26とどれか1つが欠けている状態だ。
私の究極の希望としては、シャーザーに20勝、300奪三振、防御率1点台を達成してもらいたいよね!!

また、伸び悩んでいるストラスバーグやロス、ロペス、ジオリートなどの若手投手の指南役も期待したいと思う。
ぜひ、今季は大活躍して、ナショナルズを世界一に導いて欲しいと思う。


s-滝川クリステル015

【クリ様の一言】
シャーザー投手は、ぜひサイ・ヤング賞を獲得して欲しいですよね!!